06.中牧神社
(山梨市)
(なかまきじんじゃ)


 社記によると景行天皇の時代、日本武尊東征の時の創建と言われ、古くは窪平、城古寺、千野々宮、杣口の総鎮守社で牧の荘の中央部に当たるため中牧神社と呼ばれています。

 本殿付棟札は、国指定重要文化財で文明10年(1478年)に再建され、その後永正7年(1510年)の屋根の修理をはじめ、寛永2年(1625年)、承応3年(1654年)、享保9年(1724年)、寛政10年(1798年)、明治18年(1885年)と数度にわたり修理が加えられました。

 本殿は一間社流れ造りで檜皮葺、身舎は円柱で高欄付縁をめぐらし、当初の材料が用いられ、特に破風板前流部の湾曲するあたり美しい線を描いています。


 
 
 
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